2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

線を歩く この世界を二つに分かつ境界線と彼が信じているものは実際には、彼の足もとを半径1メートルのところで囲んでいる小さな円にすぎない。 彼と、彼以外という一対一。たしかに世界は真っ二つに割られているのである。 境界線にぐるり囲まれた男はつね…

懸賞とBGM

9月18日の日記で参加した、web anブログキャンペーン「夏のトラックバック宣言」でなんと5000円分のQUOカードが当選しましたよ! うれしい! はっきりいって当選する気満々だったのですが、する気満々で実際にQUOカードを当選にいたらしめたのはこれが二度目…

物語の記憶喪失

『タイタンのゲーム・プレーヤー』フィリップ・K・ディック。 長編に破綻がつきもののディック作品中でもとりわけ破綻してるらしい一編。と聞けば大いに期待してしまうのだが、意外とそんなに滅茶苦茶でもないんじゃない? ていうかどこが破綻してるかよく…

字間感覚

ここんところ仕事をせず小説書いたり短歌をつくったりばかりしてたら調子が出てきた。やはり私は仕事しながら小説書いたり短歌をつくって調子がよくなることはできない、と思う。同時に二つのことができない(短歌と小説は二つのことではなく、一つのことの…

補足

説明小説=あらすじ小説っていうことですね。 ボルヘスもそうだ。というかボルヘスが大家じゃないかその筋の。