2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

本の感想は基本書かない

読んだ本。 『極楽商売 聞き書き戦後性相史』下川耿史 『そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります』川上未映子 『人格障害をめぐる冒険』大泉実成 ● 私は飽きっぽいというか、興味をもった対象のどこに興味があったのかすぐ忘れるのだが、そのくせ腰が重…

鉈と私

昨日締切になったビーケーワン怪談大賞に今年も応募。全投稿作は下記URLで公開中。 http://blog.bk1.jp/kaidan/ 私が出したのは「百合」「バス旅行」「私の未来」の三作。 『てのひら怪談2』十作レビューの過程でかなり明確になってきた、自分の読みたい=…

世界の歪みの肯定

読んだ本。 『SLAVE OF LOVE』みうらじゅん 『ウェブ進化論』梅田望夫 『キリハラキリコ』紺野キリフキ 『波状言論S改』東浩紀編著 『「超」怖い話Μ』平山夢明編著 『文豪怪談傑作選 川端康成集 片腕』東雅夫編 『おぞましい二人』エドワード・ゴーリー 『…

三日に一度くらい来る朝、みたいな。

今度PCの電源切ったら、はたして二度と立ち上がるかどうかは神のみぞ知る。 というかなり末期的な状態にあるということをアリバイ的に書き残してみる。 しかし末期的だなーと思ってからすでに一年たったりしてるわけで、これもまた本当の終りにいたる長い道…

お知らせ

ビーケーワン怪談大賞関係の新しい本が最近二冊出ています。 『てのひら怪談 百怪繚乱篇』 http://www.bk1.jp/product/03003531 http://www.amazon.co.jp/dp/4591103870 『てのひら怪談(文庫版)』 http://www.bk1.jp/product/03005130 http://www.amazon.c…

軽薄な奇想の体力

読んだ本。 『ぼくがぼくであること』山中恒 『東京大学「80年代地下文化論」講義』宮沢章夫 『夢のなか、いまも』宮崎勤 『現代小説の方法』中上健次 『むかでろりん』遠藤徹 『むかでろりん』は今まで読んだ遠藤徹の本でいちばんよかった。収録作のいくつ…