予定日記

私はつねに、たいてい、前から順番に、その先のことは何もしらずに、進みたいとねがう。
だが、ここよりずっと先のことが、とつぜん思い浮かんでしまう、ことはよくある。
浮かんだ以上、記録しなければならない。しかも、いきいきと、つまりスケッチにとどまらず、しばし今ここを中断してそのはるか先に身を入れて、とりかからねばならぬことも。
そしてふたたび今ここに戻り、そのすでにきまっているはるか先にむかって進んだとき、どうしても、そのはるか先にとどかない、あいだを埋める道がみつからないことばかりがある。
ならばそれぞれ、べつなものとして、切り離してあつかえるかというと、できなかったりする。それはどうしても埋まらない空白をあいだにかかえているが、にもかかわらず、どうしてもひとつのものなのだ。
しかしひとつにはこれではたりない。
たぶんこうというとき、あいだをうめるという考えを捨てるべきだ。あいだのない、そのふたつをむしろ内に向けてふくらませること。それらが結果的に(わたしの見ていないところで!)ついにふれて、つながってしまうまでに。



城がかなり効果あり。この終わらない感じイイ!今日中の50超えを。そこからひと伸びのために、夜なにか投下。サドバか屋根裏か暗星、あたり?