2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『てのひら怪談2』を1/10読みながら(その1回目)

今気づいたけど私の選んだ十作。筆名を見るかぎり、作者が全員男性っぽいですね。実際は違うかもしれないし、事実そうだとしても偶然にすぎないけど、こと怪談掌編に限れば私は男性作者の書いたものが好きなのかもしれない。と、何となく納得してしまうとこ…

『てのひら怪談2』を1/10読みながら(その0回目)

『てのひら怪談2』収録作者による全作レビューがあちこちで進んでいる(参照:http://blog.bk1.jp/genyo/archives/2008/12/post_1191.php)。尻馬に乗って何か書きたいけど、全作はまずむり。感想を百本分書き分けるには、私のもちあわせの引き出しが少なす…

首にまつわらない妙な話

きのうから首が痛かった。くわしくいえば背中の肩甲骨の下あたりから首のうしろにかけてが痛い。寝違えたのかもしれないが、朝起きた時はあまり痛みを意識しなかった。夕方買い物に出て帰ってきてから痛みが強くなった気がする。買い物袋をいくつか提げて帰…

これまでのあらすじ

ここ十数年にネットに既発表な小説とか短歌の一部(小説では七割くらい?)を、おもに自分の便宜のため一箇所にまとめている。 http://agtmtext.cocolog-nifty.com/blog/ 小説(どれも非常に短いが)は現在七十篇余り。十年以上(パソコン通信から数えて)や…

てのひら怪談2

加門七海・福澤徹三・東雅夫編『[rakuten:book:12645085:title]』(ポプラ社)が発売されました。拙作「客」も収録されています。 今回は全百話の作者が全百人という一期一会な仕様でより百物語感がアップしております。 帯文のおひとりが平山夢明さんなので…

階段について

小説を書くには小説そのものに小説以外の場所(日常という言い方をすると小説が非日常のように見えるから避ける)から小説へ登り込む階段のようなものをつくっておく必要がある。それさえ完成すればあとはいつでもそこから小説に入って続きが書けるので、た…