『てのひら怪談2』を1/10読みながら(その0回目)

『てのひら怪談2』収録作者による全作レビューがあちこちで進んでいる(参照:http://blog.bk1.jp/genyo/archives/2008/12/post_1191.php)。尻馬に乗って何か書きたいけど、全作はまずむり。感想を百本分書き分けるには、私のもちあわせの引き出しが少なすぎるので。
だから感想というより自分の偏った怪談観とか、掌編小説について日頃から思いがちなこと、八百字怪談という枠の拙い考察などを作品を読みながらだらだら自由に考え、少しは整理もしつつ垂れ流すということにして、その手がかりになりそうな気がする十作品を、まずは絞り込んでみた。


「赤き丸」クジラマク、「厄」松本楽志、「灯台」牧ゆうじ、「磯牡蠣」有井聡、「カミソリを踏む」朱雀門出、「使命」水棲モスマン、「怖いビデオ」崩木十弐、「問題教師」貫井輝、「橋を渡る」峯岸可弥、「よそゆき」飛雄


以上。順番は掲載順であり順位とかはありません。
この十作品を順番に(あるいは前後して)読み直しつつ、自分の怪談脳と掌編脳をついでに脳内洗浄したいと思う。