こんなに溜まっている。

買ったけど(もちろんほぼブックオフ、ほぼ百円で)買っただけで読まずに放置されている小説の本がずいぶん部屋に溜まってしまったので、それを発掘してここにメモしておくことでそういう本が部屋のどこかを掘りかえせばきっと見つかるのだ、という忘れがちな事実に時々注意をうながすための未読書タイトルのメモ。
カフカ『城』(審判はやっと読んだので安心してしまい)、中井英夫『虚無への供物』(ぶあついので躊躇)、マルキ・ド・サド『新ジュスティーヌ』(十八世紀の小説というので心配)、中上健次『十九歳の地図』(いつになったら読むのかと心配な中上)、フィリップ・K・ディック『フロリスク8から来た友人』『アルファ系衛星の氏族たち』『逆まわりの世界』(ディックの影響がちょっと悪く出やすいのを恐れて禁ディック気味)、カート・ヴォネガット・ジュニア『猫のゆりかご』(断章形式の誘惑を恐れて)、横溝正史『獄門島』『悪魔が来りて笛を吹く』(さらっと読むはずだったのにタイミング逃す)、ドストエフスキー地下室の手記』(薄いのにうまく読めず)
つづく。