エクソシスト3

 少し前にたぶん百円で買った『エクソシスト3』というビデオをさっき見た。これはあのエクソシスト・シリーズとはなんの関係もないと思われる全然べつの映画なのを間違って買ってきてしまったもの。あのエクソシストにも『3』はあって(それを買ったつもりだった)ひどく生々しい殺人シーンがあるので有名だが、こっちの『3』は精神病院で患者たち(全員女)が大騒ぎしてるシーンだけが妙に生々しくて(記録映像かもしれない)それがちょっと印象に残った。
 そのあとゴダールの『女は女である』を見返した。いかんいかんと思う。こういうのにあこがれても何も書けるわけじゃないのだ。むしろ『エクソシスト3』(今日見たほうのやつ)みたいなのを手本にするつもりで小説は書くべきなのだ。どういうわけかそういうものなのだ。