2003-10-05から1日間の記事一覧

小説ノート

フィリップ・K・ディック『流れよわが涙、と警官は言った』 ディックの小説には妙な浮遊感というか、地に足がつかない感じというか、読んでいる文章のうえを視線が滑っていくような、文章に直接視線がふれていないような、とらえどころのない感覚があると思…