2004-08-10から1日間の記事一覧

その希薄さに仮説する

以前から謎だったのは枡野浩一の短歌を「読む」ことのむずかしさである。読んでもおもしろいとは感じられないが、積極的に嫌うようなアクの強さも感じない。たとえば片岡鶴太郎の絵を見るとムカムカくるが、枡野浩一の歌を読んでもとくに腹が立つわけではな…

短歌日記

歩かれる右手を蟻にテレビでは行方不明者ばかりをさがす