ブックオフのお蔭

 ブックオフで歌集をよく買う最近。近所のブックオフは歌集棚がわりと充実しててありがたい。歌集はふつうの本屋にほとんど売ってないけどブックオフには充実、というのは歌集が買われてないのにブックオフには売られている(もらった歌集を売る人が多い?)、という悲しい運命を感じさせてしまうので買った歌集のタイトルをあげるのはやめた。でも歌集をつくったひとは(歌集はふつう自費出版でつくる)いきなりブックオフにたくさん売りに行けばいいかもしれない。どうせほとんど寄贈するんだったら知らない読者の手にわたる可能性としてこれを利用しない手はないと思う。自費出版本をあつかってくれる本屋は数少ないけど、ブックオフなら全国そこらじゅうにあるのだから!
 枡野浩一の「かんたん短歌の作り方」をちゃんと読んでみようと思ったが、そう思ってみるとなかなか(もちろんブックオフに)売ってなくて、売ってても百円じゃなく、かつていつ行っても必ず百円コーナーにしかも何冊も常備されてたことを思うと買えないくらいの貧乏生活をどうにかしようという気はあまりないので、百円玉握りしめておとなしくブックオフに通う。