君が代の二番の歌詞をでたらめに歌へども歌へども定型

 日本国民ならば誰でもご存じのようにあらゆる短歌(57577)はわれらが国歌「君が代」(名曲だよネ!)のメロディで荘厳に歌いあげることができるのだが、それは歌詞にたまたま短歌が採用されているからにすぎないなどと呑気にかまえてていい事態ではなく、いわばあの「君が代」が一番の歌詞だとしたら二番以降のどこまでも無限につづく「君が代」の歌詞にあたるのがこの世に存在するすべての無数の短歌なのである。
 短歌をつくるということは素晴らしい日本国国歌に無限につづくあらたなX番の歌詞を書き加えることを意味する。素晴らしい。
 さあ、あなたも。