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なにごともなかったようにふたたび書きはじめる。そしていきなり宣伝をしますが宣伝のために再開したのではなく、何がということもなく文章がなんとなく書きたいときに書ける場所をあけておく、部屋の鍵をあけておく、ようなつもりで二年八ヶ月ぶりに窓あけて空気入れ替えるつもりで書いているのです。
さいきん、本を出しました。
- 作者: 我妻俊樹
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2012/08/29
- メディア: 文庫
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そして宣伝しているうちに最初になにを書こうとしていたのかを忘れました。もとよりたいしたことではないはずなので思い出す努力はせず、まるで宣伝のために再開したかのようなムードが消えないまま、ひとまず鍵は開いた。