さいきん

 またすっかり本を読まなくなっててまずい。時間あるんだから読んでいこう。「何か書く!」とか言ってはパソコンのまえで何時間もぼーっとしてるんなら本読もう。超ゆっくりとフィリップ・K・ディック『フロリスク8から来た友人』を読み中。「神は死んだよ。二〇一九年に死体が見つかった。アルファ星のそばの宇宙空間を漂流していた」(大森望訳)。
 遠くのビデオ屋の百円レンタルでビデオを借りる。『殺しのドレスブライアン・デ・パルマ。このゆるさとうすっぺらさはけっこうよかった。こういうの好きかも。『ゾンビ』ジョージ・A・ロメロ。十年ぶりくらいに見た。こういう映画だったか。ゾンビがこれほどまでに登場人物たちに怖がられてない話だということは、すっかり忘れてたらしい。あと「世界の終末に遊びほうける」設定のはしりだったのかー。『ドッペルゲンガー黒沢清。この映画のすごさを説明すると「ぜんぶすごい」しかも「初めから終わりまでいろんな意味ですごい」ので、ひとつだけ言うとあんな画面分割の使い方はすごいなーとため息が出た。
『A.I.』スティーヴン・スピルバーグ。はまだ見ていない。