今年も落選

 きのうは濃密だった。ひたすら消耗しまくった。血中短歌濃度がやばい数値を示していた。短歌に悪酔いした。午前中の歌会(公開審査の前に、去年の候補者でつくってるMLのメンバーでやった)からなんかうまく酔えないという気はしてたが、落選したので(というか目の前で落選していく過程の一部始終を眺めたので)さらに悪化。考えたらこの二ヶ月くらいずっと短歌酔いがつづいていた。候補作をまとめたときはシラフだったから、新作はほとんどつくれず旧作の再構成で出したのだが、この二ヶ月はたぶん今まででいちばん量産できた期間だと思う。虫食い状態のや駄歌もぜんぶ含めると一日六首平均くらいはつくってた計算になる。一日に数十首つくったことは今までも何度かあるが、二ヶ月という長さでこの作歌ペースを維持したのはわたしにしたら驚異的なことである。
 その酔いがひとまずさめた。もうとうぶん短歌はいいやー。