私は風邪

風邪のいいところは風邪薬が飲めるところだ。私は風邪薬が好きです。
風邪でなくても飲んでいたいほどだけど、高いのでそうは飲めない。たまに風邪引いたときだけ飲めるのが桃の缶詰みたいでいいのだ。桃の缶詰にときめかなくなった今となっては。
今日は本当は18きっぷでお伊勢参りに出かけてたはずだけど、昨日発熱してしまったのでお留守番となった。ゆうべは眠るのに物凄くエネルギー使ったが、ひと晩明けて平熱に落ちた。まったく呪われてるとしか思えない。これも神様の思し召しだろう。神頼みの前にやるべきことがあるだろうおまえは?というメッセージだと自分を納得させる。月末締め切りの応募原稿の推敲をする。
風邪で日常から一段下がった感じがあって、視線の位置が変わって推敲しやすいかもしれない。ぼうっとして眠くなってるので、はたしてちゃんと読めてるのか不明だが。
しかしタイトルがいまいちぴたりと決まらない。これはいつものことだ。私の作風だとタイトルってけっこう大事だと思うんだな。どう読むべきか迷う場合、タイトルにヒントが求められると思う。で、ヒントが見つからないと、単にでたらめな小説と思われるのではないかと。
そう思われないように、タイトルは大事。いいタイトルってどんなのだろう。よしもとばななとかは上手いよね。