2003-10-25から1日間の記事一覧
小高賢編著『現代短歌の鑑賞101』(新書館)より。 円柱は何れも太く妹をしばしばわれの視界から奪ふ 大西民子洋傘(かうもり)へあつまる夜の雨の音さびしき音を家まではこぶ 世界の陰画の側に立つ。もうひとつの世界解釈、妄想が立ち上がる決定的瞬間の…
根本敬が以前どこかで、好きな小説としてこの作品をあげていたとおもう。講談社文芸文庫で一冊に併録されている「空気頭」は以前読んでいたけどこっちは未読だったので、今回読んでみたら根本敬へのこの作品からの影響はかなり濃いらしいと思った。法螺話の…