地獄の日

近所の図書館のヤングアダルト・コーナーに芸能人のサイン色紙が三枚飾ってあることにこないだ気づいた。(コバルト文庫の『ケータイ・プチポエム』という本を借りに行ったのだ。)
少年隊のニッキとヒガシ、あとなぜかカッちゃんのはなくってもう一枚は滝川クリステルのサインだった。私はクリステルのニュースジャパンでの斜めすわり(首だけ正面向き)という姿勢が気に入っているのでmixiでコミュに入っている。カッちゃんのいない少年隊は「少年」なのか「少隊」それとも「年隊」だろうか。それとも「少年隊」のままで影響が出ないだろうか、と思ってみるとまぶたにあの笑顔が浮かぶ。


なんか体がだるい気がして何度も熱を測りなおすが36度少ししかない。


ブックオフのオカルト本コーナーを見てたら寺山修司の『地獄篇』が売ってたので買った。
もちろん地獄のことが書いてある宗教家の本ではない。詩集で、寺山修司というのは詩人だ。私は詩を全然読まないので、長編詩なんて誰が読むのか想像できないが『地獄篇』は適当なページをひらいて読むと部分部分が奇想の掌編みたいに読める。
そこがいいので買った。
図書館にはあって、前に借りたこともあったが読めなかった。これは読むのじゃなく眺める本、つまみ読む本なので借りてきてもしかたない。常備しないと。だから買ったが、もちろんブックオフでなければ買わなかった。


それからローソンで平山夢明『東京伝説 彷徨う街の怖い話』を買った。うがい薬でうがいを終えてつぶやいてみるが、なんというか、地獄は案外近い。言葉で行けるくらい近所ではあって、ローソンよりは近い。