夏だから。

ひさしぶりで日記でも書こう。知ってる人しか(ほぼ)見てないから気楽だし。という迂闊な気持ちでつまらない日記をいくつか書きとばし、しっぽを巻いてミクシィから帰ってきました。白いTシャツから黒いブラを透けさせて自転車を漕いでった、世田谷の知らないお姉さんにふらふらついていきたい気分です。甘酸っぱい夏の日でした。梅雨明け前です。
ビーケーワン怪談大賞の夏、がまた来てるのですよ。一年たったのだとは、にわかには信じがたいわけですが、一年前の私はある意味崖っぷちに立っておりました。追い詰められるとふだん使わない意欲とか集中力が使えるものです。今年は……もう崖っぷちにもすっかり慣れました、ぐっすり寝れますここで。とだけ云っておく。
今年の怪談大賞で現在注目中なのが、ちょっと前にブクマにも入れたこの作品。
http://blog.bk1.co.jp/kaidan/archives/001441.html
http://blog.bk1.co.jp/kaidan/archives/001456.html
去年佳作に入っている作者のかたですが、去年のよりずっと凄いと思います。凄いドキドキしますね。なんだろうこの不穏さは!世界が狂うボタン押しまくりの八百字にハァハァ。もっと読みたいです。


それからね。
http://www.youtube.com/watch?v=vGk000E4IR0
(注 こわい話の動画ですからあらかじめご了解ください。)
もちろん、著作権を無視とかそういうことしてはいけないのです。ぜったいだめです。
フレームの乗り越え、とかフレームの溶解、みたいなことが起きる話がやたらと私好きなんですが、それはなんでだろう。ということをこういうのを見ると考え込みますね。
映画の『リング』を断固支持したかった決定打はやはり、貞子がテレビをずるずる這い出してきたからだし。
なんでだろう。最後のとぼけた終り方もいいですね、とぼけながら殺伐としてるところ。