練習ノート

 二、三年前によその日記サイトで書いてた「練習ノート」という小説の書き方について考える日記のログを、この日記の1900年にこれから少しずつ貼りつけていく。練習ノートの最初の日付にはこんなことが書いてあった。

なぜ日記なのか。
小説を書く、あるいは、小説を書くことについて考える、
その行為がなかなか自分にとって日常化しない、
という問題を克服するためにである。


■小説を書く(考える)自分が、生活をする自分に体を乗っ取られ
 空間的・時間的に、ブツ切り状態にされてしまうのを防ぐ(つもりになる)。


■いつも小説について考えている、かのような錯覚を
 自分にもたらし、頭の隅にいつも専用空間を確保しておく(ような気になる)。


その点日記は向いていると思った。

進歩がない。